おつかれさまです、集中マンです。日経平均、今週もなかなか底堅いですね。政治や米中のヘッドラインで上下はあるものの、4万8千円近辺を維持しており、押し目待ち難民が出ている印象です。まずは、いつもの資産推移からどうぞ。
今日の資産推移(目標:資産1億円)
- ポートフォリオは「日経平均に集中つみたて投資」です。毎月つみたて+余剰資金はドカ積みです。
- 本日の評価額:X,XXX万円
- 前回からの増減:+XX万円(+XX%)
- コメント:今週は米中通商を巡る不透明感や国内政治の思惑で先物主導のボラが出ましたが、現物は最終的に4万8千円付近をキープ。為替は150〜153円台の中で強含み、輸出関連の支えが効きました。指数は半導体・エレクトロニクスが引き続き牽引しています。日経は金曜終値で48,089付近、TOPIXも3,200近辺まで戻しており、全体では「堅調寄りの横ばい」という着地でした。(Trading Economics)
日経平均の週間動向
- 今週の動向:4万8千円近辺を維持。週初は米中絡みの見出しと日本の政局観測で先物が乱高下しましたが、最終的には落ち着きました。金利低下で米金利敏感株が息を吹き返した一方、国内はAI・半導体循環の地合いが継続。短期的にはヘッドラインリスクありでも、需給は崩れていません。(Reuters)
- セクター/銘柄の寄与:ヒートマップを見ると、**半導体・電子部品(東京エレクトロン、アドバンテスト、キーエンスなど)**の寄与が高く、指数を押し上げる場面が目立ちました。個別は日々入れ替わりますが、「テク×設備投資」関連が強いのは不変です。(nikkei225jp.com)
https://nikkei225jp.com/nikkei/
長期金利(日米10年)
- 一言ジャッジ:米国=やや低下で一服、日本=1.7%前後で高止まり
- 米10年:直近公表で4.14%(10/9)。先週末にかけ4.0%台前半まで低下する局面もあり、金利敏感株の支えに。米インフレ指標の遅延公表観測などもあり、金利は上下に振れやすいです。(FRED)
- 日本10年:**1.69〜1.70%**で推移。17年ぶり水準に近いところでの高止まりですが、ここ数日は伸びが一服。長短のスティープ化が進む中で、銀行・保険の採算改善期待は継続です。(Investing.com)
為替(ドル円)
- 直近1週間のざっくり方向感:150〜153円レンジの強含み
- 今日の水準と一週間の値幅:本日152円前後。1週間では150円前半〜153円前後で推移しました。上値は153円台が重く、下は150円台で買いが入る形。(Investing.com)
- 背景のポイント:米金利の一服は円高要因ですが、国内政治の不確実性と貿易ヘッドラインでリスク回避・選好が交錯。総じて「152円中心の綱引き」というのが今のトーンです。(Reuters)
指標内容(前回〜今回の間に出た国内重要指標)
- 企業物価指数(CGPI/9月):前年比**+2.7%**と市場予想(+2.5%)を上回り、卸売段階の物価は粘着質に。エネルギーや食料のコスト転嫁が続いています。今後のCPIへの波及を注視。(Reuters)
- 景気ウォッチャー調査(9月):現状判断DIは47.1へ上昇。「持ち直しの動き」という政府判断は維持。家計関連の改善が見えつつも、物価・天候・為替の不確実性がブレーキに。(The Japan Times)
- 経常収支(8月):+3.78兆円の黒字。原油高の影響が残る中でも、インバウンドと所得収支の安定が黒字幅を支えています。(Trading Economics)
- 工作機械受注(9月・速報):前年同月比**+9.9%**と3カ月連続増。外需の持ち直しと円安効果で底入れの気配。設備投資関連の地合い改善は株式の支えに。(rttnews.com)
- 日銀 地域経済報告(さくらレポート・10月):地域別にみると緩やかな持ち直しがベースライン。賃上げ浸透・インバウンド回復がポジ要因、コスト上振れが下押し材料という整理。(日本オリンピック委員会)
🗓今後注目の国内イベント
- 東京都区部CPI(10月分の先行指標・10/30予定):全国CPIに先行する重要データ。サービス物価の粘り+食料の伸び鈍化という組み合わせなら、実質賃金の改善期待 → 消費の底堅さ → 日本株の追い風という流れが続きやすいです。(総務省統計局)
👨💼 集中マン的 補足
- 基本戦略は不変:日経平均インデックスに長期積立。足元は政治と米中ニュースで荒れますが、賃上げの常態化・コーポレートガバナンス改革・インバウンド・AI関連投資の波及は中期テーマとして継続中と見ています。
- 金利と為替の“良いバランス”:米10年金利の一服と日本10年の1.7%高止まりは、銀行などの収益改善を後押ししつつ、過度な円安進行を抑える方向にも働きやすい配置。過度に恐れず、積立の手を止めない。(FRED)
- 決算シーズン前の仕込み場:直近データでは卸売物価の粘着と設備投資の温度感が確認できました。指数主導でぶれた日に、コスト転嫁力のある大型株や装置・自動化周辺をコツコツ拾うのが効率的だと思います。(Reuters)
最後に:
このブログは月・木(週2回)で更新しています。定点観測で毎回の景色を同じ型で残していくので、ブックマークして通勤等のお供にどうぞ!質問や「この指標も毎回入れてほしい」などの要望はコメント欄へ。では、また次回!
