おつかれさまです、集中マンです。日経平均、先週も力強かったですね。終盤にかけて上値トライが続き、「5万円台が視野」に入ってきました。海外勢のリスク選好回復と国内の好材料がかみ合い、先物・CFDでは週末に5万台を一時うかがう場面もありました(現物の先週金曜終値は49,299.65円)。まずは、いつもの資産推移からいきます。 (Investing.com)
今日の資産推移(目標:資産1億円)
- ポートフォリオは「日経平均に集中つみたて投資」です。毎月つみたて+余剰資金はドカ積みです。
- 本日の評価額:5,080万円
- 前回からの増減:+180万円(+3.7%)
- コメント:先週は日本の9月CPIが再加速(+2.9%)というヘッドラインで、金利上昇=バリュエーション調整が意識される場面もありましたが、週末にかけテック・AI関連が主導して指数はしっかり。為替は152円台で推移し、外需株の追い風にもなりました。インデックス全体でプラス着地です。 (Reuters)
日経平均の週間動向
- 今週の動向:集計対象は10/20(月)〜10/26(日)。取引5日ベースでは、前週末(10/17)47,582円 → 10/24(金)49,300円まで上昇し、週間で+3.6%。テクニカル面でも25日線を大きく上回り、心理的節目の5万円に接近。週末の先物・CFDでは5万台を一時試す動きも確認されました。足元の上昇には、国内AI・半導体関連の物色と、内外の政策期待が効いています。 (Investing.com)
- セクター/銘柄の寄与:半導体・電子部品・通信が指数を牽引。具体的にはソフトバンクG、アドバンテスト、東京エレクトロンなどが週末にかけ上昇し、指数を押し上げました。データセンター向け光ファイバー需要の高まりでフジクラも話題に。AI投資の追い風が国内供給網にも波及しています。 (ビジネススタンダード)
参考:ヒートマップ → https://nikkei225jp.com/nikkei/
長期金利(日米10年)
- 一言ジャッジ:米国=4%近辺で横ばい、日本=1.6%台で高止まり。
- 米10年:先週(10/20〜10/24)の米10年は概ね4.0%前後で推移。インフレ指標の落ち着きが買いを誘う一方、成長減速懸念もあり、金利は大きくは動かず。株式には追い風でした。 (FRED)
- 日本10年:1.66%前後。国債需給のタイト化とインフレ再加速の組み合わせで、レンジ上限圏での推移が続いています。市場は今週の**日銀会合(10/29–30)**の見通しも意識。 (MacroMicro)
為替(ドル円)
- 直近1週間のざっくり方向感:150円後半→153円手前へ、じわりドル高・円安。
- 今日の水準と一週間の値幅:本日時点は152円台後半。先週は150.6〜153.1円のレンジで推移しました(10/20安値〜10/26高値ベース)。 (Wise)
- 背景のポイント:米利下げ観測と景気減速懸念で米金利は4%近辺に低下・横ばい、一方で日銀は正常化のスピードが極めて緩やかとの見方が優勢。双方の綱引きで大局は円安トレンド維持、短期は「152円台中心のレンジ」という位置づけです。 (FRED)
指標内容(前回〜今回の間に出た国内重要指標)
- 貿易統計(9月):輸出+4.2%、輸入+3.3%、貿易収支▲2,346億円。アジア向けがけん引し、数カ月ぶりの伸び。市況面の落ち着きで輸入も持ち直しつつあります。 (Reuters)
- CPI(全国・9月):**コアCPI+2.9%**で再加速。コアコア+3.0%。エネルギー・食品の寄与が続き、サービス価格はじわり。日銀の持続性判断に焦点です。 (Reuters)
- PMI(10月フラッシュ):製造業48.3(前月48.5)、サービス52.4(同53.3)、合成50.9。製造業は弱いが、サービスが50超を維持して全体はギリ拡大。物価圧力はやや強め。 (Reuters)
🗓今後注目の国内イベント
- 日銀・金融政策決定会合(10/29–30)&展望レポート:フォワードガイダンスと物価・成長見通しの改定に注目。年内追加利上げの含みや長期国債買入てこ入れのニュアンスに市場が敏感になりそうです。 (情報処理技術者試験センター)
👨💼 集中マン的 補足
- 基本戦略は不変:日経平均インデックスに長期積立。賃上げ常態化、ガバナンス改革、インバウンド、AI投資の波及は中長期で続きます。短期ノイズに一喜一憂せず、コツコツいきます。
- 決算の波に便乗:今週後半〜来週にかけ、キーエンス(10/29予定)、東京エレクトロン(10/31予定)など主力の決算が続きます。ポジションは分散エントリーでリスク管理。数字が良ければ指数寄与も大きい銘柄群です。 (ヤフーファイナンス)
- 金利と為替の見方:米10年は4%近辺で落ち着き、日本10年は1.6%台。円は152円台中心。急変時は積立以外の裁量は一歩引くのが吉です。 (FRED)
最後に:
このブログは月・木(週2回)で更新しています。定点観測で毎回の景色を同じ型で残していくので、ブックマークして通勤等のお供にどうぞ!質問や「この指標も毎回入れてほしい」などの要望はコメント欄へ。では、また次回!
