おつかれさまです、集中マンです。日経平均、今週もめちゃくちゃ調子いいですよね。色々なニュースもありましたが、4万7千円台をキープしているという底堅さが垣間見えます。さてまずは、いつもの資産推移から見ていきたいと思います。
今日の資産推移(目標:資産1億円)
- ポートフォリオは「日経平均に集中つみたて投資」です。毎月つみたて+余剰資金はドカ積みです。
- 本日の評価額:1,900万円
- 前回からの増減:+20万円(+0.28%)
- コメント:今週は与党総裁選の決着→政策期待で株高・円安の流れが続き、指数は4万8千円台に乗せた後、4万7千円台を維持する流でした。市場は一服という感じですね。為替は150円台まで円安が進み、輸出関連や政策関連(防衛・原子力)が買われる展開でした。(日経インデックス)
日経平均の週間動向
- 今週の動向:4万8千円台を一瞬タッチ→4万7千円台を維持しました。具体的には、10/6(月)終値47,944.76、10/7(火)47,950.88、10/8(水)47,734.99。月曜は一時4万8千円超えの史上圏を試し、火水は高値圏でもみ合いという流れです。テクニカル的には“急騰後の高値圏保ち合い”で、押し目待ちの買いも控えていそうです。(日経インデックス)
- セクター/銘柄の寄与:今週のニュースフローでは防衛・原子力に政策思惑、自動車・半導体関連は円安メリットが追い風。指数を押し上げる主力として、東京エレクトロンや自動車大手、重工系の強さが目立ちました。(Reuters)
https://nikkei225jp.com/nikkei/
長期金利(日米10年)
- 一言ジャッジ:米国=4%台前半で小動き、日本=1.7%近辺で高止まり
- 米10年:直近(10/6)4.18%。足元は“利下げ観測と政治要因”が綱引きしつつも4%台前半に張り付き。株式には許容的な水準です。(FRED)
- 日本10年:1.70%(10/8)。超長期は上がりやすい地合いですが、10年は1%台後半でのレンジ。家計金利(固定)へも波及しています。(トレーディングエコノミクス)
為替(ドル円)
- 直近1週間のざっくり方向感:円安一気に進行(147円→152円台)
- 今日の水準と一週間の値幅:本日時点は152円前後(10/8時点)。1週間では147円前後→152円台まで一段の円安が進みました。(トレーディングエコノミクス)
- 背景のポイント:国内政治の政策期待と日銀のタカ派化後ずれ観測で円売り優勢。海外では米利下げ時期観測の揺らぎもあり、全体としてドル高・円安が続きました。(Reuters)
指標内容(前回〜今回の間に出た国内重要指標)
- 雇用と賃金(実質賃金):8月の実質賃金は前年比-1.4%で8カ月連続マイナス。名目賃金は+1.5%と伸び鈍化。家計の実質購買力はなお回復途上です。(Reuters)
- 貿易統計/経常収支:8月の経常収支は+3.78兆円の黒字(7カ月連続黒字)。一次所得の鈍化で前年同月比では縮小も、外貨収益は底堅いです(10/8公表)。(トレーディングエコノミクス)
- 住宅固定金利推移(フラット35):10月の最頻金利は1.89%(返済期間21~35年・9割以下・新機構団信付)。長期金利の上昇が効いており、固定は高止まり傾向です。(simulation.jhf.go.jp)
- 日銀の金融政策(参考):9/19の会合でETFは年3,300億円、J-REITは年50億円のペースで市場売却という超緩やかな方針を決定。需給ショック回避に配慮された設計で、日本株の上昇トレンドを阻害する性格ではありません。(日本ボードゲーム協会)
🗓今後注目の国内イベント
- 9月の貿易統計(速報):来週以降の公表スケジュールに注目。エネルギー価格と円安進行の影響がどこまで出るか、数量ベースの輸出もチェックします。(税関情報)
👨💼 集中マン的 補足
- 基本戦略は不変:日経平均インデックスに長期積立です。足元で急騰・調整があっても、賃上げの定着・コーポレートガバナンス改革・インバウンド再拡大・AI投資波及という“構造テーマ”は継続と見ています。指数が高値圏でも、時間分散(つみたて)+余剰資金で押し目拾いのスタンスで良いと考えます。買わないことがリスクですね。
- 円安の副作用と付き合う:円安が進むと、輸入物価→生活防衛で消費鈍化という悪化ルートが気になります。実質賃金のマイナスが長引けば景気の頭打ち要因に。もっとも、経常黒字の厚みと企業収益の円安メリットがバッファーになっており、現状は“株式強気・家計は慎重”のねじれ。投資はぶれずに続け、消費・家計は固定費の見直しで守備固め、が現実解です。(Reuters)
- 金利と住宅:固定金利は上昇しています。住宅購入を検討中の方は**フラット35の最新金利(10月の最頻1.89%)**を基準に、頭金・返済比率を保守的に。投資と同じく、余力を残す設計が大事です。(simulation.jhf.go.jp)
最後に:
このブログは月・木(週2回)で更新しています。定点観測で毎回の景色を同じ型で残していくので、ブックマークして通勤等のお供にどうぞ! 質問や「この指標も毎回入れてほしい」などの要望はコメント欄へ。では、また次回!
